- 株の取引ってお金持ちがやることでしょ?
- 株の取引って軍資金がたくさんいるんでしょ?
- 株の取引に興味あるけどよくわかんない
- 投資信託はやったことあるけど、個別株はなかなかハードルが高い
株の取引って「わからない」が多すぎて怪しいとか敬遠する人も少ないと思います。
株につてよくわからい人は、
まずはこちらの「株価ってなに?」の記事も是非お読みください(^^)
Tポイントを個別株運用に使えるネオモバは、
とっても低資金から投資を開始できるのでおススメです。
実際に私も開設をしました。(ネオモバ口座開設編はこちら)
今回は、実際に株を購入してみた取引の過程や、注意点についてまとめました。
1.ネオモバで株を購入する手順
1-1.銘柄を選択する
ネオモバのサイトからログインしてトップ画面を下にスクロールすると、銘柄検索欄があります。
購入を決めた銘柄のコードか企業名を入力して検索ボタンをタップします。
今回は優待株としても人気の【オリックス】を購入してみました。
検索結果から該当する銘柄をタップします。
選択した銘柄のチャートが出てきますので、下にスクロールして『この株を買う』をタップします。
注文画面に移動して、選んだ銘柄名と現在値、買い付け可能額などが表示されその下に注文指示入力の画面が続きます。
『入金』ボタンをタップすると現金を入れることもできますが、今回は行いませんので省きます。
1-2.注文入力する
(1)購入株数の指定
株を100株未満の数量か100株単元ごとの数量かどちらにするかによって、注文時の指示項目数が変わります。
それぞれ説明します。
(ア)100株未満の数量で買う場合(1株とか、50株とか)
買い方の選択をします。
買い方には、金額指定と株数指定があります。
すでに買う株数がわかっているときは『株数指定』
自分の予算はわかっているけど、それで何株買えるかわからない時は『金額指定』
◆株数指定の場合◆
『数量』で『S株』を選択すると1株から選択可能です。
◆金額指定の場合◆
予算を『買いたい金額』の空欄に入力して株数算出をタップすると『数量』のところに購入可能な株数が表示されます。
ココに注意
100株単元未満での購入の場合 、購入日の値幅制限いっぱいの十分な余力資金がないと注文できません。(株の基礎ルール値幅制限について)
(イ)100株単元で買う場合(最低100株で100株単位での購入)
単元で購入する場合は先ほどの100株未満の数量のときよりも指定する注文項目が2つ増えます。
- 価格指定
【成り行き注文(いくらでもいいからちょうだい)、指値注文(〇〇円でちょうだい)】
※注意※
成り行き注文では、購入日の値幅制限いっぱいの十分な余力資金がないと注文できません。
(株の基礎ルール値幅制限について) - 売買執行条件
【今日中、今週中、明日以降の期間指定】
簡単にいうと、『いくらでほしいのか』『いつほしいのか』を指定します。
では、実際の画面を見てみましょう!!
- 価格指定しない場合
- 価格指定する場合
『買い方』は株数指定します。
買い方株数で『単元』を選択し、100株単位で数量を入力します。
『価格指定』で、いくらでも良い場合は『指定しない』、(上記画像の真ん中の写真)
ほしい金額が決まっている場合は『指定する』(上記画像の右側の写真)を選んで金額を入力します。(指値といいます)
指値した場合は、『注文期間』で本日中に取引したいのか、今週中なのかそれより先でもいいのか、指定します。
(2)概算約定代金の確認とTポイント利用の設定
(1)で株数を決定後、画面を下にスクロールすると概算約定代金とTポイントの利用についての項目が表示されます。
約定代金を必ず確認し誤りがないか確認しましょう。
続いて、Tポイントをいくら分使うのか、(全額・一部・使わない)を選択します。
取引PWを入力して注文確定を押します。
※取引PWは開設時に指定され口座開設完了で送付されたハガキに記載されています。
変更も可能です。(サイドメニュー→マイページ→ユーザーネーム・パスワードの紹介・変更)
『受付しました』の画面になると取引時間の目安が表示されます。
その後実際には、後場(12:30~15:00)の寄り付き(12:30頃の取引)で約定して無事購入できました。
下にスクロールすると、『注文一覧(当日)へ』というボタンがあるので、自分の指定した注文が正しくできているか確認しておきましょう。
確認までが注文です。誤発注を防ぎましょう!!!
(3)ネオモバサイトのサイドメニューから注文確認
注文完了画面から注文一覧に移動できますが、うっかり確認せずトップ画面に戻ってしまった!なんてこともあると思います。
そんなときはサイトのサイドメニューから注文確認できます。
また、実際に約定(株を購入できた状態)したかどうかの確認もできます。
サイドメニューをタップし、口座管理・注文一覧・入出金の『注文一覧(当日)』をタップしてみましょう。
実際の注文がずらっと表示され確認でき、銘柄名の横の『>』ボタンを押すと詳細が表示されます。
詳細ページでは、注文単価、注文株数、未約定株数、注文期間、利用ポイント、注文履歴と約定履歴として、それぞれの日時を確認できます。
すでに取引が無事に完了している場合は写真のように『約定済』と表記されるようですね!
(4)ネオモバサイトのサイドメニューから現在保有中の銘柄を確認する。(ポートフォリオ)
実際に今保有している銘柄の管理はポートフォリオから確認できます。
こちらもネオモバトップのサイドメニューからできますので実際にみてみましょう。
サイドメニューをタップし、口座管理・注文一覧・入出金の『口座管理(ポートフォリオ)』をタップします。
買付可能額、Tポイント残高、保有資産合計などが確認できます。
2.ネオモバでの個別株取引した感想・注意すべき2つのポイント
注文入力の難易度は、この程度の取引なら他の証券会社と特に変わらないと思います。
はじめは戸惑うことも多いですが、場数を踏めばスムーズにできるでしょう。
1株からTポイントを使って購入できる点は他の証券会社にはないネオモバのメリットです。
これのおかげで、Tポイントが数千ポイントの私でも個別株をゲットできます。
それが為に、他の証券会社では起こらない注意点がありますので2点ご紹介します。
以下の注意点も考慮しTポイントを運用しましょう!
2-1.株取引完了までのステップはちょっと不便もある
1つ目の注意点は、どの注文方法においても、買い付けの時間を指定できないことです。
通常、以下のように時間指定などをすることが可能です。
- 今すぐ成り行き注文いくらでもいいから今すぐちょうだい
- 寄り付き注文前場または後場の最初の取引時にちょうだい
- 引け注文11:30または15:00の引け時にちょうだい
- 価格を指定して不成指定した価格で注文を出すが、ザラ場中に約定しなければ直近の引け(11:30または15:00)で成り行き価格で購入
- 価格を指定して大引不成指定した価格で注文を出すが、ザラ場中に約定しなければ大引け(15:00)で成り行き価格で購入
これらの注文指定ができないのがネオモバです。
100株の単元以下での購入になると、上記の時間帯の指定に加え、株価の指定と、購入日付の指定もできません。
※注文を出した直近の寄りか引けで売買されると予想されます。
そして・・・「株価の指定ができない」注文に関してはもう1点。
購入株数の指定の項目でも2度触れていますが、株の基本ルール「値幅制限」によって
成り行き注文の場合(100株単元未満での購入の場合&100株単元でも株価を指定しない購入の場合) 、必要とされる資金は現在の株価より多くないと購入できません。
株価と同じ資金あるのに、なんで注文だせないの?
と、なってしまうので頭に入れておきましょう。
値幅制限については下記の記事で解説しています!
是非合わせて読んでください!! 株に興味をもって、面倒な口座開設を完了させ、 資金を口座に移していざ買おうと試みた時、 ほしい企業の株価が買える資金を用意したはずなのに、 株の取引画面で、購入ボタンを押したら「余力が不足しています」 ...
株取引の基礎~値幅制限ってなに?~
まとめると・・・
- 注文を出してから実際に注文した株を購入できるまでにタイムラグがある(「今すぐください」はできない)。
- 単元以下の注文では、いつ、いくらで購入できるかは約定してからのお楽しみ。
- 資金は現在の株価ギリギリだけあってもダメな場合もある。
(成り行き注文の場合はその日の値幅制限いっぱいの余裕資金が必要)
2-2.Tポイントを使って100株未満で購入すると受けられない恩恵(利益)がある!?
でも100株未満の購入だと受けられない恩恵があります。
株の資産運用で見込める恩恵=利益は、配当金、株価の増加値幅、そしてほかの投資商品には存在しない日本株特有の株主優待の3つです。
ですがこの恩恵のうち、株主優待の多くは100株以上保有している人だけが対象となります。(企業によって最低保有株式数は違います)。
なので、株主優待がある株を買うことはできますが、優待を得ることはできないと思ったほうがよいです。
そのため、100株未満の購入をする場合は、配当金と値幅の2つ狙いとなります。
知らないとあとでビックリ!なんてことになりますので頭に入れておきましょう。