非常食の優待銘柄記事では、株の専門用語も沢山使用しています。
言葉が難しくてUターンされるのは悲しいので、ざっくり用語解説集をつくりましたので参考にしてください。
株主優待
株主優待とは、株式を保有している人(株主)に対して企業がお礼として年に1回~2回程度贈るものです。
上場企業のすべてが株主優待制度を取り入れているワケではなく、ない企業もあります。
何株保有している人に贈呈します、という最低保有株数というのも企業ごとに異なります。
優待の内容は、各企業の公式HPや、各証券会社のアプリやサイトなどで確認することができます。
SBI証券のスマホアプリでの株主優待の内容を確認する方法
優待内容を確認した銘柄をひらき、「株主優待」のタブをクリックしましょう。
優待に関する情報を確認することができます。
権利確定月
株の取引は年中行われており、どの時点で「株主」であるかによって優待がもらえるかもらえないか決まります。
優待をもらう権利が決まる日は権利確定日と呼ばれています。
(その前には株価は値上がりしやすい傾向にあります。)
権利確定日がある月を権利確定月と呼びます。
権利確定にはもっと細かいルールもありますがここでは割愛します。
配当利回り
まず、配当とは、企業が得た利益の一部を株主に支払うもので、権利確定日に株を保有している人に向けて支払われます。
優待と同様、配当金を支払わない企業もあります。
保有株数量に比例して配当が増えます。
配当利回りは、購入した株価に対して、1年でどれだけの配当を受け取ることができるかを割合で示したものです。
計算式に表すと、
配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額÷1株の株購入額×100
※年間配当金額なので、年に数回配当を配る企業の場合は、計算式に注意が必要です。
※計算式に用いた時点での株価での利回り(%)を知ることができるものです。
株価が変化すると利回りは高くなったり低くなったりしますので、自分が購入した時点での株価で計算をする必要があります。
1株当たりなので、保有株式数が多い人ほど沢山もらえます。
配当などは、各証券会社のアプリやサイトなどで確認することができます。
SBI証券のスマホアプリでの確認する方法
手順①:配当を調べたい銘柄の四季報タブをひらきます。
手順②:財務状況を選びます。
手順③:【配当】という欄にて配当の確認ができます。
SBI証券のアプリに載っている予想配当利回りは、現時点の株価のものではなく直近の決算時点のものです。
2019年12月27日時点の株価655円で利回り計算をすると、日本水産の配当利回りは1.22%となります。
優待利回り
優待がもらえる最低資金に対して優待の価値が何%あるかの割合をしめしたもの。
優待利回り(%)=優待価値÷最低投資金額×100
1株1000円のA銘柄において、保有株式数100株で1000円分のクオカードが優待としてもらえるとします。
優待の価値は1000円、最低投資金額は、100株×1000円=100000円
A銘柄を1株1000円時に購入して優待をもらった時の優待利回りは
1000÷100000×100=1%
となります。
総合利回り
配当利回りと優待利回りを足したものです。
総合利回りが高いものは優待銘柄として注目されやすいです。
チャート
1日、1週間、1ヶ月などの株価の推移を表にしめしたもの。
赤や緑の棒で形成されていますが、これらをローソク足と呼びます。
チャートをみるとその日、週、月の株価の値動きを読み取ることができます。
過去のチャート変動から、株価の値動きを予想検討することもできます。(テクニカル分析)
日足・週足・月足
チャートの時間軸の長さを示しています。
日足より週足、週足より月足のほうが長期間のトレンドを判断するのに役立ちます。
チャートパターン
トレンドの転換をチャートから読み解くのに使われます。
このチャートの形よくみるなー、というようなものです。
それぞれ、チャートの形を形成するには意味があります。(割愛)
ダウ理論
テクニカル分析をするときの基礎となる考え方の一つです。
ダウ理論についてはこちら