- いつまでも若々しく健康でいたい!
- 生理前辛いんだよね~
- そろそろ妊活かな~、今はまだいいけど、いつかは子どもほしいなぁ(女性だけでなく男性も!)
こんな方向けの栄養素でございます。ビタミンEです。
ビタミンEの多い食品
落花生、ナッツ、アーモンドなどの種実類、魚介類、緑黄色野菜、雑穀などに多いです。
ビタミンEの多い食品と含有量(mg)
※それぞれの分量は1人分で使用しやすい量で記しています。
18歳以上の摂取目安量:男性7.0mg、女性6.5mg。
ビタミンEのはたらき
- 抗酸化作用(アンチエイジング)
- 生体膜の酸化=老化予防
- 心臓病予防
- 動脈硬化予防
- 血行促進
- 女性ホルモン分泌の調整
- 抗不妊作用
- 精子の増加
不足すると・・・
しみができたり、血行が悪くなったりします。
女性の場合はPMS(月経前症候群)や生理障害、不妊など辛いSOSがたくさんあります。
男性の場合は精子が減ったり精力減退につながります。男女とも、妊活にもってこいのビタミンのひとつです。
ビタミンEの特徴
- 熱や酸に強い。
- 油と仲が良い。
- 体内に蓄積できるビタミン
継続した大量摂取はご注意ください。
食事でのポイント
- 脂質のものと一緒に摂取すると吸収率UP
- ビタミンCやβカロテン(ビタミンAのうち植物性食品に含まれるもの)、CoQ10(ブロッコリーやアボカド、牛肉など)と一緒に摂るとそれぞれ協力し合い、最大限に作用を発揮します。
- 緑黄色野菜は約50gで約0.5mg~多いもので2.0mg程度摂取できるものもあります。
野菜は1日350gの摂取が推奨されています。緑黄色野菜を中心に350gをクリアできれば、摂ればかなり目標量に近づけます。 - サプリを摂っている人は合成型(dl-αートコフェロール)より天然型(d-α-トコフェロール)のものを選びましょう!
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プラスα:ビタミンEの基礎知識
- 食品に含まれる天然型のビタミンEは主に4種類、αトコフェロール、βトコフェロール、γトコフェロール、δトコフェロール
- α、β、γ、δの順に体内での作用が強いのです。
- 人の身体の中のビタミンEのうち約9割前後をαトコフェロールが占めます。
次いでγトコフェロールが約1割で残りの2種類はほとんど存在しません。 - 天然型(d)と合成型(dl)では、天然型のほうが利用効率がよい